私は2023年の冬に湯たんぽでひどい低温やけどをしてしまいました。
そんな不注意な私が毎年やってくる湯たんぽの季節を安心して乗り切れるような対策を解説していきます!
この記事は注意喚起を含めて書かせていただきます。
また、やけどの写真はショッキングなものなので掲載は致しかねます。
私の低温やけど体験談:どうして起こったのか?
まず、私がどうやって湯たんぽで低温やけどをしてしまったかをお話ししますね。
私の実家は田舎なので冬になると毎年、節約もかねて湯たんぽを使っていました。
普通、湯たんぽを使うときはお湯を入れた容器を湯たんぽカバーに入れますよね。
ところがその時に私が使っていた湯たんぽカバーはかなり薄い生地でした。
そうして出来上がった湯たんぽを布団に入れて疲れてそのまま眠ってしまいました。
次の日の朝、起きると足に違和感を感じて触ってみるとなんだかぶよぶよした感触がしました。
そして見てみるとなんと巨大な水膨れになっていたんです。
その時に低温やけどをしたんだと気づきました。
でも寝ている間に熱さは全く感じておらず文字通り低温やけどなのだと実感しました。
ここまでが私の足に水ぶくれができてしまった原因です。
低温やけどによる水膨れはどうすればいいのか
まず、私はすぐに水ぶくれを処置しようとしました。
ですがネットで調べた限り自分で治療することはできないとわかりました。
なのですぐに皮膚科にかかることにしました。
するとⅢ度熱傷という診断を受けました。
このやけどは皮膚の深いところまでやけどをし痛みを感じなくなってしまうレベルです。
しかも治療にかかる期間は1か月または長期間に及ぶそうです。
実際に治癒にかかった期間は2か月ほどかかりました。
さらに傷跡は1年たった今でも足に残り一生モノの傷になってしまいました。
なのですぐに病院に受診しても治らない場合があるため普段から湯たんぽを使うときは気を付けてほしいです。
やけどについて詳細に説明するために参考にさせていただいたサイトです。
湯たんぽを安全に使うために知ってほしいこと
お湯をあまり高温にしない
まず、湯たんぽに使うためにやかんなどで水を加熱すると思います。
ここでは水を加熱しすぎないことをおすすめします。
しかし、夜の間しっかりと温まって寝たいという方もいると思います。
ですが、そんな方にお聞きしたいことが一つあります。
一生残るであろう傷を残してまで温かい湯たんぽを使いたいでしょうか?
もちろんしっかりと温まって眠ることは大切だと思います。
でももっと大切なのは安心安して使うのが一番重要ということだと思います。
なので湯たんぽにお湯を入れる際はいつもより温度を下げてあげるといいと思います。
電気で使える安心安全なコンパクトオイルヒーター
暖かさも、デザインも北欧で愛されてNo.1 風なしオイルヒーター【mill】
厚めの湯たんぽカバーを使う
私が一番後悔しているのは湯たんぽカバーがとても薄かったということです。
というのも薄い生地のカバーの場合、熱が伝わってきて最初はすごく快適なんです。
しかし、時間がたつと熱がこもって密着している所が熱くなってしまうんです。
そうして結果的に熱さに気づかないまま低温やけどをしてしまいました。
なので湯たんぽを使うときはしっかりと厚い生地のカバーを使うようにしてください。
湯たんぽにタオルを巻いて調整する
厚めのカバーを使ってもやけどするかもと心配する方もいると思います。
そんな方にはさらにタオルを巻いて温度調整するのがおすすめです。
タオルは巻く回数だったり元々の厚さで温度を調整できます。
なので物理的に湯たんぽとの距離を保つことができるのでやけどのリスクを簡単に減らせます。
なので湯たんぽに心配を抱く方にはタオルを巻いて調整するのもおすすめな方法です。
金属ではなくプラスチックの容器を使う
湯たんぽには金属とプラスチックの容器があると思いますが注意点があります。
それは金属の容器は熱伝導率がとても高いためすぐに高温になってしまうんです。
一方でプラスチックの容器は表面は熱くなりますが金属ほど高温にはなりません。
さらにプラスチックの容器は金属よりも保温性が劣りますがやけどのリスクは比較的低いです。
また私はプラスチックの容器でやけどをしていますが金属はより高温になるため気を付ける必要があります。
なので少しでもやけどのリスクを下げるためにも良い素材を選ぶようにしてみて下さい!
こちらに推奨されている湯たんぽの正しい使い方を解説しているサイトを置いておきます。
まとめ
今回は私のやけどをした経験から湯たんぽの注意点を解説していきました。
湯たんぽは環境的にも優しくてとても便利なアイテムですよね。
でも一歩間違えると低温やけどなどの大きなけがつながってしまいます。
なので湯たんぽを使用する際は以下の点に注意して使ってみて下さい。
- お湯の温度
- 湯たんぽカバーの厚さ
- 湯たんぽ自体の素材
これらの注意事項を気を付けてもらうだけでも少しでもやけどのリスクは減らせると思います。
しかし、もしやけどをして水ぶくれになってしまったら自分の力では治せません。
なのでしっかりと皮膚科などの専門的なお医者さんに診てもらい適切な処置をしてくださいね。
皆さんが快適な湯たんぽライフを過ごせることを願ってます!
安全に使って寒い冬を乗り越えていきましょう!
他にも秋冬に役立つグッズを紹介しているのでぜひご覧ください!
コメント