私が内省を知るきっかけになったのは就活の自己分析でした。
そして自己分析をしているうちに自分のネガティブと向き合う時間が増えたんですよね。
そんな中で「内省」という言葉を知ったんです。
最初は反省と何が違うのかわからずネガティブなイメージしか思い浮かばなかったです。
でも「内省」の強みを理解してから私の長所がネガティブの中にあったことに気づいたんです。
なので「内省」にはどんな強みや特徴、メリットがあるのか経験談から話していきます!
ネガティブ感情の克服法に関する記事はこちら
内省って何?どんな特徴があるのか
内省と反省の違い
内省と聞いてもどんなものが該当するのかよくわからないと思います。
なので、まずは内省と反省の違いをお伝えしますね。
- 内省:自分の考えや行動などを深くかえりみる
- 反省:自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること
コトバンクより引用:https://kotobank.jp/word/%E5%86%85%E7%9C%81-587176#w-2070045
https://kotobank.jp/word/%E5%8F%8D%E7%9C%81-606698
内省 | 反省 |
---|---|
自己の内面、感情、価値観を探る | 過去の行動や結果を振り返り、改善を図る |
より深く、自分を理解するための行為 | 後悔や自己批判が伴い、行動を修正するため |
ポジティブ・ネガティブ両面を客観的に見る | 主にネガティブな行動や失敗を振り返る |
長期的な自己成長や自己理解を促す | 短期的な行動改善や教訓を得る |
ここまで内省と反省の違いを表にまとめてみました。
そしてここからわかることは以下のようなことでした。
- 内省:内面と客観的に向き合うことで深く自己理解を進める行為
- 反省:過去の行動を評価して改善を図ろうとする行為
このように内面に焦点を当てるか、行動に焦点を当てるかが重要になってくるそうです。
内省の特徴
まず、内省は自身の内面と客観的に向き合い自己理解を深める行為だとわかりましたね。
そこで次に特徴について考えてみるとこうなりました。
- ポジティブとネガティブの両方を見つめなおす
- 客観的に自分を見つめることを大切にしている
- 主に自分への理解を含めた改善を試みている
見てみると反省とは違って自分自身を根本から見つめなおして改善しようとするイメージが強いですね。
私の強みは内省だった
私は自己分析をするたびに今まで継続力や分析力、改善力が強みだと思っていました。
しかし、就活センターの方との面談をすると「内省」が私の強みだと教えてくれました。
それを聞いてからどういうことなんだと思って行動を振り返ってみることにしたんです。
すると実は私の強みの根本には「内省」があったことに気づいたんです。
というのも私の行動の変化は反省をすることが軸ではないんです。
私の一番の原動力は「これをすれば成長できる!」「これをすればポジティブになれる!」
といった内面へのアプローチでした。
この考え方が最終的に継続力、分析力、改善力を育てる役割を果たしていました。
内省をしてどんな変化があったのか
自己認識が深まった
私は性格的にも考え事を多くすることがとても多かったんです。
そのため自分の内面と向き合う機会が頻繁にあり、眠れなくなるほどでした。
そのため考えすぎて寝れなくなるくらいなら思考するのをやめたいと思いました。
ですが「内省」が強みと気づいてからは物事の考え方が大きく変わることになりました。
例えば、人間関係では私はおしゃべりが好きで相手の話を取り入れることが苦手でした。
なので内面を見て自己理解を深めると「相手からもっと知識を取り入れよう」という思考に置き換えることにしたんです。
すると知識を取り入れた分自分の話も深みが出て面白いものになると思ったんです。
継続力が付いた
他にも思考し続け自分と向き合う時間が増えると不安も大きくなります。
そして何かをやらなくてはという思考が強くなってきます。
すると毎日、自分に必要なことを探して改善するために続けることが増えるんです。
なので「内省」は自分をよくしようとするために継続する力を向上してくれます。
内省をし自分を見つめなおすことで本当に何が必要なのかを適切に選択することができるよう
になってくるんです。
これは最終的に目標の達成や実現に対して大きな強みになりえます。
自己分析力が上がった
次に私が無意識に内省をしていたことで改めて周りよりも自己理解が深いことがわかりました。
そのおかげで就活センターの方と面談をした際もとても落ち着いて自分のことを話せました。
しかも実際に就活センターの方にも自己分析がしっかりしていると褒めてもらえたほどです。
それはなぜかというと内省を何度も何度も繰り返していたからなんです。
皆さんは普段から自分の内面と向き合う機会はあるでしょうか?
もしかしたら無縁な方もいるかもしれません。
ですが自分と向き合わないということはとても重大な問題になります。
なぜなら内面と向き合わないと以下のようなことを知らない可能性が高いんです。
- 得意なこと
- 苦手なこと
- 何ができるのか
- 何ができないのか
- 自分の軸は何か
これらがわからないと自分の生き方が曖昧になり目標を持つことも難しくなります。
例えるならば、淡水魚に海水を与えて海水魚に水を与えているようなものなんです。
なので内省することは自らを深く知り必要な養分を適切に与えて自分に合った環境を教えてくれます。
内省を習慣にするには
私が内省をできるようになったのはもともとの性格が内面と向き合うものだったからです。
なので習慣にすることができるアイデアをシェアさせてもらいますね!
日々の行動に疑問を持つ
私がいつも悩まされていることは毎日の行動に対して思考を巡らせてしまうことでした。
しかし、一つ一つの行動に疑問をもつとこんなものが見えてきます。
- 行動を起こした理由と感情
- 性格が影響した行動
- 相手にはどう伝わっているのか
こんな感じに色んな視点をもって自分と相手を観察できるようになるんです。
すると段々と自身の性格や行動原理、または相手への配慮が芽生え始めてきます。
このように子供のように毎日の行動に疑問を持ち改善しようとすると内省力が育ってくると思います。
本を読んでみる
以前、私は読書がすごく苦手で国語も50点位が最高点でした。
一見、読書と内省は関係ないものに思えますが、実は結構深いつながりがあると私は思います。
なぜかというと読書は他人の人生や感情の動きを客観的にとらえることができるんです。
例えば、カップルのけんかを隣の席で冷静な感情で盗み聞きしているような感じです。
私たちが感情的になっているときってどうしても自分の感情がわからず制御できないんです。
でも読書をしていると他人事のように冷静に分析することができるんです。
さらに、読書は感情や心の動きの語彙力を増やしてくれます。
なぜならもし内面に焦点を当てて向き合ってみても知らない感情があればどうしようもありません。
しかし読書で感情の語彙を予習すれば自分の気持ちや感情を整理し改善するときにすごく役立ちます。
瞑想をしてみる
瞑想と聞いてなんか胡散臭いと思う人もいそうですが内省を習慣にするためにとても効果的です。
これを簡単に言えば心を無にして散らかった頭の中をリラックスさせるための作業です。
しかし、瞑想をしているとどうしても考えが浮かび心を無にするのは難しいです。
でもそれでいいんです。
というのも私がおすすめしたいのはその浮かんできた思考に焦点を当てることなんです。
浮かんできた思考というのは私たちの不安や心配などの自己意識になるんです。
なのでその自己意識を理解し、向き合うことで内面にとって必要なものが見えてきます。
私は心がやんでしまった時などに瞑想をして心を落ち着けたりしています。
他にも考えた不安や心配に一点集中して思考を巡らせることができるので助かってるんです。
ということで瞑想は内省を習慣にすることにとても深いつながりがあるんです。
内省を強みにしよう!
今回は私の経験から内省の強みと習慣にする方法をお伝えしました!
内省という言葉を初めて聞いたという方もいたと思いますがいかがだったでしょうか?
私は今まで自分の強みを誤認して生活を送っていましたが、貴重な機会を経て知ることができました。
また内省から発見することができる強みも多くあると思います。
なので自分の価値観や強み、軸がわからないという方は内省力を鍛えてみて下さい!
そうすることで今よりも様々な価値観に触れることができて生活が豊かになると思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
ぜひ内省力を鍛えて自分の強みにしてみて下さい!
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