今回はお薬のシナール錠のビタミンCの量をいろんな果物比べてみたいと思います。
ニキビとかしみ予防でいつもシナールを飲んでるけど
実際はどれくらいのビタミンCが入ってるんだろう?
シナールのビタミンC
まず、シナール錠は医療用医薬品となっています
なので皮膚科などのお医者さんで処方してもらえるビタミン剤です。
錠剤の大きさは大体1cmで重さは0.5gです。
なので錠剤としては少し大きいですね。
味は少しお菓子のハイレモンの味に似ているような感じだと想像してもらうとわかりやすいかと思います。
また、粉末状のものもありますが、そちらはかなり酸っぱい味がします。
そして肝心のビタミンCの含有量は一錠で200mgとなっています。
さらにシナールにはビタミンCの吸収を補助するビタミンB5が3mg含まれています。
なのでただビタミンCを取るよりも吸収率が高くなっている可能性があります。
ただ、数字を聞いただけではどんなものなのかわからないと思いますのでこれから比べていきたいと思います。
シナールの含有物質の説明のために引用させていただいたサイト
三協製薬株式会社:https://www.sankyo-pharma.co.jp/post/cinal
一日に必要なビタミンCは?
まず、一日に成人が摂取すべきとされるビタミンCは100mgとなっています。
なので一錠飲めば一日分取れると考えられると思います。
しかし、シナールは一錠につきビタミンCが200mg入っており、一日3錠の服用が推奨されているためオーバーしていると思うでしょう。
でも、シナールは体内のビタミンC濃度を一定にすることで、治療効果の発揮を実現しているんです。
また、食事でのビタミンCよりも医療用医薬品の摂取量はかなり少なくなる傾向にあるため多めにとる必要があります。
なので体内のビタミンCの濃度を一定に保つことで美容効果を発揮してくれる
という理由があります。
これらを踏まえてビタミンCの量を比較していきます。
参考にさせていただいたサイト
ビタミンCの豊富な食品:https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/CHEER/advice/080/004_hinnketu.pdf
副作用はあるのか?
シナールは基本的にビタミンCとビタミンB5を含んだビタミン剤です。
しかし以下のような症状が現れることがあります。
- 胃不快感
- 悪心(吐き気)
- 嘔吐
- 下痢
- 発疹
- かゆみ
これらの症状の中で私が使用していて感じた副作用はあまりなかったです。
しかし、服用後の尿は黄色くなる傾向にあるためあまり気にしなくても大丈夫です。
参考にさせて頂いたサイト
シナールのビタミンCをレモンと他の果物で比較
レモンのビタミンC
ビタミンC(100gあたり) | 重さ(1個あたり) |
---|---|
100g | 100~120g |
なのでシナールと同じ量のビタミンCを取りたい場合はレモンを2個食べると同じ量を摂取できます。
レモンは夏なイメージがありますが実は冬から秋にかけて収穫されるそうなのでぜひ食べてみて下さい!
そしてレモンにはフラボノイドが含まれているためアンチエイジングにも最適です。
ということでシナールはレモン2つ分だということがわかりました。
ここから引き続き他の果物で比較していきます。
みかんのビタミンC
ビタミンC(100gあたり) | 重さ(1個あたり) |
---|---|
40~50mg | 100~150g |
なのでシナールと同じ量のビタミンCを取りたい場合はみかんを4~5個食べると同じ量を摂取できます。
そしてみかんにはクエン酸が含まれています。
これは血行を促進し体の回復を助けてくれます。
さらに冷え性の方には血行促進はとてもいい効果なのでぜひ取りたい成分です。
一般的にこれだけのみかんを一度に食べるのは少し大変なので錠剤一つで済んでしまうのはすごいことですね。
オレンジのビタミンC
ビタミンC(100gあたり) | 重さ(1個あたり) |
---|---|
40mg | 130~180g |
なのでシナールと同じ量のビタミンCを取りたい場合はオレンジを5個食べると同じ量を摂取できます。
オレンジには水溶性食物繊維が含まれているため整腸作用が期待できます。
そして腸内環境が整えられることで善玉菌が増え美肌にも役立ちます。
しかし、みかんよりも重さのあるオレンジを5個食べるのは相当、おなかが膨れてしまうのではないでしょうか?
パイナップルのビタミンC
ビタミンC(100gあたり) | 重さ(1個あたり) |
---|---|
47mg | 500g~1kg |
そのため、シナールと同量のビタミンCを取るためには小ぶりなパイナップルを一つ食べる必要があります。
パイナップルにはブロメラインという成分が多く含まれています。
これは筋肉痛などの炎症を早く回復されせてくれる効果が期待で済ます。
一日でもパイナップルを500g食べるというのはかなり大変でおなかもたまってくるともいます。
キウイフルーツのビタミンC
ビタミンC(100gあたり) | 重さ(1個あたり) |
---|---|
69mg | 75~100g |
ビタミンCといえばキウイなイメージがある人もいるのではないでしょうか?
そしてシナールと同量を摂取するためにはキウイ約3個を食べる必要があります。
またキウイにはカリウムが多く含まれています。
このカリウムには余分な塩分を排出し血圧を調整する作用があります。
ちなみにゴールドキウイ100gに含まれるビタミンCは152mgとなので驚くことに同量を取るためには1個と少しを食べるだけで良いことがわかります。
イチゴのビタミンC
ビタミンC(100gあたり) | 重さ(1個あたり) |
---|---|
69mg | 15~20g |
なので、必要量はイチゴ3~4個を食べるとシナール一錠と同様のビタミンCを取ることができます。
そしてイチゴにはエラグ酸を多く含んでいます。
これはコレステロールの参加を抑え動脈硬化のリスクを下げてくれます。
ただし、イチゴは値段が高いので頻繁に食べるのは難しいかもしれませんね。
アセロラのビタミンC
ビタミンC(100gあたり) | 重さ(1個あたり) |
---|---|
1700mg | 4~5g |
なので、シナールと同量取りたい場合は
大体2~3個食べる必要があります。
アセロラはビタミンCとアントシアニンの働きによって脂肪燃焼を助けてくれます。
アセロラはビタミンCの宝庫なのでとにかく
効率よく摂取したい場合にいいかもしれませんね。
かぼちゃのビタミンC
ビタミンC(100gあたり) | 重さ(1個あたり) |
---|---|
52mg | 1~2kg |
実はかぼちゃは植物的には果物として分類されるらしいです。
そして必要量は1kgの小ぶりかぼちゃの4/1~
2/1を食べることになります。
かぼちゃには珍しく鉄分が含まれています。
なので貧血予防にもつながるためとても健康的です。
かぼちゃは結構でかくてカロテンなどのほかの美容成分もあるので積極的に食べていきたいですね。
かきのビタミンC
ビタミンC(100gあたり) | 重さ(1個あたり) |
---|---|
70mg | 150~200g |
なのでシナールと同量取るにはかき1個と半分を食べることで200mgのビタミンCを取ることができます。
かきにはアルコールを分解する酵素が含まれています。
そのため二日予防止や二日酔い改善に期待が持てます。
かきは季節の食べ物なのでなかなか普段から食べられる果物ではないですがあれば積極的に買いたいですね。
ゆずのビタミンC
ビタミンC(100gあたり) | 重さ(1個あたり) |
---|---|
160mg | 100~150g |
ゆずは柑橘系の果物の中で意外な感じがします。
そんなゆずの必要量は1個と4/1ほどを取ることでシナールと同量になります。
ゆずにはリモネンという成分が含まれています。
これは体をリラックスさせストレスを軽減する効果があります。
ゆずにビタミンCのイメージはあまりないので意外な感じがして新鮮ですね。
シナールと果物を比べてみてわかったこと
まとめ表
果物 | ビタミンC含有量(100gあたり) | 1個あたりの重さ | シナール(200mg)相当のビタミンC摂取量 |
---|---|---|---|
レモン | 100mg | 100~120g | 2個 |
みかん | 40~50mg | 100~150g | 4~5個 |
オレンジ | 40mg | 130~180g | 5個 |
パイナップル | 47mg | 500g~1kg | 小ぶりな1個 |
キウイフルーツ | 69mg | 75~100g | 約3個 |
ゴールドキウイ | 152mg | 100g | 1個と少し |
イチゴ | 69mg | 15~20g | 3~4個 |
アセロラ | 1700mg | 4~5g | 2~3個 |
かぼちゃ | 52mg | 1~2kg | 小ぶりかぼちゃの1/4~1/2個 |
かき | 70mg | 150~200g | 1個と半分 |
ゆず | 160mg | 100~150g | 1個 |
シナールと果物どちらがいいのか
今回はシナール錠とビタミンCの代表レモンとともに合計10種類の果物のビタミンC含有量を比較してみました。
わかったことはシナール錠はとても小さくても一錠でビタミンCを200mgも取れてしまうことです。
こんなにすごいものを作れる現代の発展は改めてすごいと思ってしまいますね。
しかし、体の吸収率を考えた際にはもしかしたら果物のほうがよい場合もあります。
またはおいしくビタミンCを取れるという面では果物がよいのかもしれませんね。
なのでどちらで栄養を取り入れるかは好みによりますが、
私はシナール錠のほうが気軽で安価にビタミンCを取れるのでおすすめしたいです。
皆さんもぜひお薬と果物を活用して美肌を目指してください!
他にも美容についての記事も書いているのでぜひご覧ください!
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